適職診断「プログラマー」の謎

プログラマーとは ITお仕事

昔、「自分に適した職業は何だろう? 」
と思い、適職診断をトライしたことがある。

診断結果の適した職業 上位5位の中に、「プログラマー」が入っていた。

その時の「プログラマー」の説明は うろ覚えだが、
・自分のペースで仕事を進められる
・PCと1対1での作業なので集中して取り組める
・論理的思考力を発揮できる

みたいなことが書かれていて。

「あぁ、自分にピッタリじゃん!」

と思って、
IT業界に転職しようと決めた。

そして入社して、1年経ち、3年経ち。

「これ、プログラマーじゃない」

と気がついた。

正確に言うと、
『入った会社は「プログラマー募集」と謳ってた。けど、実際はプログラマー以外の仕事も、経験と共に付加されてた』

当時の自分が描くプログラマー像と違った点は
・会社にかかってきた電話に出る(集中して開発できると思っていた)
・「開発工程」より「テスト工程」期間の方が膨大(1:9 位)
・設計書のミスを相談したら「直しといて。」と言われ、ジワジワと設計工程も担当(雑用?)

これは、転職運の問題なのか?
それとも適職診断結果の「プログラマ=専門職」と勘違いしていた自分のせいなのか?

自分が入社した会社は中小企業だった為、
「プログラミングしかやりません。他のことはやりません」という
自己 中心 強調的な発言をする人間は評価が下がる傾向にある。
(会社が小さい程、少ない人数で仕事を回さないと 経営できないから当然だね)

その人が よほど優秀な人材でない限り、「●●しかやりたくありません」人間は、
会社が危機的状況になった時、残念ながらリストラ対象の有力候補になる可能性が高くなるだろう。(何でも頑張ります!という人間の方が、かわいいヤツと思われる傾向にあるらしい)

但し、ASDのような障害者枠で入社した人は、会社から手厚い配慮をしてもらえるから大丈夫。
安心してね
あとは、自社開発のプログラマーとか、人材派遣会社のプログラマー職なら、
専門で できるのかなぁ。既に設計書が用意されてたらね。
フリーランスは「コーディング」仕事を獲得する為の「営業」スキルも必要だしなぁ。
いっそ、日本を飛び出して シリコンバレーで働くとか?!

まぁ、本人に「プログラマー」という適性があって就職しても、
現実は、オマケで違う仕事がついてくるのが、日本では「当たり前」だった。ってハナシ。

プログラムだけでなく、テスト工程も、場合によっては 設計工程も担当し、
「プログラマー」では、ほぼ居られなくなります。
それってもう「システムエンジニア」じゃない?

因みに、自分の適職診断結果にも「システムエンジニア」はありまして、適さない方にありました。
人との関わりが重要視される職業。という意味合いなのでしょうか。
確かに、自分、人見知りタイプで、ゴザイマス。

向き・不向き という点で言えば「プログラマー」は向いていたかもしれないけれど。
まぁ、最後は「慣れ」ってヤツで、人生、生き残っております。

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