何でも聞いて と言う先輩に、質問したら怒られた

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前回の記事では、相談・質問する時、事前に要点をまとめてからアタックした方が、上司や先輩・顧客に良い印象を持たれますよ。
というお話をしました。

実は、要点だけでなく、『努力している姿』という演技も必要なのです。世の中は。

新人の頃

入社して1年以内は、新人扱いされるので、上司や先輩は
「わからないことがあったら、何でも聞いてね」
と、言ってくれます。

ありがたいですよね。
配属したばかりで、右も左もわからない。
資料の保管場所や、PCツールの使い方、聞いたことのない業界用語。
わからないことだらけ。
失敗もしたくないし、わからないところは質問して、仕事を進めます。
あれも、これも、それも。
先輩達も親身になって答えてくれます。

ところが、数ヶ月経つ頃、質問しても、あまり優しく接してくれてない気がしてきます。
『慣れ』てきた為、声のトーンが落ち着いてくるのでしょうね。
人によっては、ツレナイ感じに受け取る人もいるかもしれません。
この『慣れ』が、やっかいなんです。

ある程度の期間が経つと、「この新人は慣れてきた」と、勝手に判断し
「子離れ」ならぬ「新人離れ」が始まります。
自分としては、まだわからないから先輩に質問しても、冷めた目で見られる気がするのです。
場合によっては、「また同じ質問?前に教えたよね?」という空気で返されてしまう人も。
切ないですよね。わからないから聞いているだけなのに。
「わからないことがあったら聞いてね」って言ったの、あなた達先輩じゃん。みたいな。

しかし、実は似たような状況は、身近なネットでもあるのです。
例えば yahoo知恵袋 など、ネット上で質問する時。
見たことありませんか?
「まずは自分で調べましたか?」
なんてコメント。

そう。
回答する側は、『辞書代わり』にされるのをイヤがるものなのです。

まず質問者自身が自力で調べて → それでもわからなかった
という状況なら、納得して回答してくれるそうですが、
質問者が 何も調べずに質問してくることに抵抗を感じる人が一定数いる。ということです。
ちょっと調べればわかるほど、簡単な質問だったのかもしれません。

さて、ネットでの例を出しましたが、
会社の場合は、こうした行動が『評価・好感度』に影響するのが、本題のポイントです。
つまり「事前に自分なりに解決しようと調べたけれど、答えが見つからなかった。」
といった努力や気持ちを表現しないと、「この人は努力が足りない」と誤解される可能性がある。
ということです。
イヤですよね。勝手に決めつけられるのは。

ここは一つ、コミュニケーションテクニックとして、演技しましょう。
「●●について、▲▲で調べたのですが、結果がヒットしなくてわからないんです」
「●●について、■■というキーワードで調べたのですが、わからなかったので教えてください」

など、『調べた過程』を質問の前に盛り込むのです。
そうすれば、相手も快く答えてくれます。
実際に調べずに上記のように言っちゃってもOK。

ただ、演技がヘタな人は、素直に自分で調べてから質問したほうが良さそうです。
沢山調べなくてもいい。軽く調べる程度でも「やった」ことにはなります!

先輩になったら

また逆に、あなたが先輩になった場合、今度は質問される側になります。
その場合、何でも聞いてくる人が出てくるでしょう。
さっさと答えたほうが仕事が はかどる場合は、答えてしまって構いません。
ですが イラッとした時や、そろそろ自立して欲しい と思った場合は、
「ネットで、どんなキーワードで調べたの?」
と逆質問してみてください。
単純な話、検索キーワードが適切であれば、だいたいの疑問は解答を得られますが、
経験不足の人は、「主語」が足りず「述語」「修飾語」で会話するケースが多く見られる為、
検索キーワードが不足したり、論点がズレたキーワードをチョイスする傾向があります。
最終的に、「慣れ」と言ってしまえば終わる話ですが、
後輩が 適切なキーワードを思いつくように育てれば、何でも聞いてくることは減るでしょう。
育てるまで、ちょっと時間は かかりますがね。

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