IT業界で、どの言語を勉強しておくといいですか?
と聞かれることがよくある。
何もわからない状態で仕事に入るのは、不安だよね。
でも、ごめんね。
プログラミングで大事なのは、『どの言語ができるか』ではないの。
どうしても・・・と言われて、強いて選ぶなら、
・フロント側は、JavaScript
・サーバ側は、C++、Java(IPAの基本情報技術者試験で使われる言語)
でも、数年経てば、また違う言語になってると思う。
何故なら、自分が取得した「第二種情報処理技術者試験」(現・基本情報技術者試験)の時、
試験で使われた言語(選択式)は、
C言語、COBOL、Java、CASL でした。
ね。違うでしょ。
試験側としては、時代に合わせて変化させてるようだから、その時のIPAを参考にするといいのではないでしょうか。
不安解消の為に、勉強しておくなら、一緒に上記の国家資格も取っちゃうのはオススメです。
そのお話は、別の機会に。
さて、ここから本題ですが、
言語を勉強するよりも、お伝えしたいのは、
「わからなかったら、自力で調べるチカラ」
が、大切ってコトです。
なぜ、プログラミングの話をしているのに、ここでネット検索の話?
と、思われるでしょうが。
まず、プロジェクト毎に、現場で使われる言語は様々です。
事前に勉強した言語とは違う言語 のプロジェクトに配属されることは、普通にあります。
だから、事前に勉強することは重要ではない。
また、初心者は、既に誰かが作ったプログラムをコピペして、
新しいソースを作ったり、修正したりする仕事が大半です。
わからないキーワードや構文が出てきたら、ネットで調べれば、答えは出てきます。
記憶しておく必要は、ありません。
そう!
だから、「どんなキーワードでネット検索したら、答えが載ってるサイトがヒットするかな?」
と、重要そうな『キーワード』を考える・思いつくことが大事 なのです。
あわせて、検索のコツ は、覚えておきたいですね。
- 調べたいキーワードの語尾に「とは」を付ける <例>プラットフォームとは
- 複数のキーワードで検索する場合は、スペース(空白)で区切ると、AND検索してくれます
- キーワードが長い場合は、キーワードを「”」(ダブルクォーテーション)で囲む
<例>
ネット検索 → 「ネット」と「検索」に分解されて検索実行されてしまう
“ネット検索” → 「ネット検索」という1つの言葉で検索実行される
検索ができれば、言語を覚えてなくても、なんとかなる世界だ。ってことです。
まずは資格の勉強でも、
自宅PCで簡単なソフト作成でもいいので、プログラム(言語)に触れてみたり、
右も左もわからないなら、プログラミングスクールで勉強するもよし。
勢いで転職してから、学ぶもよし。
みんな最初は わからないところからスタートしているから、大丈夫!
但し、結局は「検索するチカラ = 検索キーワード」が重要です。
検索キーワードって、見方を変えると『要点』ですよね。
「要点」は、仕事上のコミュニケーションで必須です。
そのお話については、また、次回に。